トライアスロンで一番重要なのはバイクではなく「ランに脚を残すこと」
2026/07/05
いつもご覧いただきありがとうございます。
POWER-KIDSです。
トライアスロンというと、
「バイク(時間長いし)を速く走ればタイムが縮まる」
そう思われる方も多いでしょう。
もちろん間違いではありません。
しかし長年トライアスロンを見てきて、そして自分自身も経験してきた中で思うことがあります。
それは、
バイクで速く走ることよりも、ランに脚を残すことが大切だということです。
バイクで調子に乗ると、最後に苦しむ
私自身も何度も経験しました。
バイクの調子が良い。
脚もよく回る。
気持ち良くスピードに乗れる。
「今日はいける!」
「心拍計の警告音は何かの間違いだ」
そんな気持ちのままバイクを終える。
ところがランが始まった瞬間、
脚が動かない。
思うように前へ進まない。
「あの時もう少し抑えておけば…」
そんな後悔をしたレースは一度や二度ではありません。
トライアスロンは「ランの脚」を作る競技
トライアスロンは、
スイムで終わりではありません。
バイクで終わりでもありません。
最後はランです。
だからバイクでは、
脚を使い切るのではなく、
調子に乗るのではなく
脚を残す。
この考え方がとても重要になります。
気分だけで走り続けるのではなく、
ランを気持ちよく走り始められる状態を作ること。
それが理想です。
スイム直後は心拍数が一気に上がる
スイムを終えてバイクへ移ると、
身体は横の姿勢から一気に縦になります。
この変化だけでも心拍数は大きく上昇します。
そのため、多くの選手が心拍計を使用し、
設定した上限心拍数を超えないように管理しています。
レース会場では、
バイクスタート直後から
「あちこちでピッ、ピッ、ピッ…」
と心拍計の警告音が鳴っている光景も珍しくありません。
それだけ最初の数分はオーバーペースになりやすいのです。
最初の10分がレースを決める
焦る必要はありません。
心拍数が落ち着くまで、
自分のペースを守る。
登りで無理をしすぎない。
乳酸をため込みすぎない。
呼吸を整えながらリズムを作る。
この積み重ねが、
最後のランで大きな差になります。
ペダルは踏むのではなく回す
DHポジションでは、
どうしても前へ体重をかけて踏み込むペダリングになりがちです。
しかしそれでは太ももの前側ばかりを使い、
ランで脚が残りません。
理想はロードバイクと同じように、
ペダルを円を描くように回転させること。
そして腰の真下からやや後ろになりがちなペダルを回す意識を持つことで、
お尻やハムストリングスを意識して使うように。
このペダリングができると、
ランへの切り替えがとても楽になります。
補給もタイムの一部
DHポジションを長く維持できれば、
空気抵抗を減らせます。
だからこそ、
補給もできるだけDHポジションのまま行えるよう工夫することが大切です。
DHバーの間にボトルを配置する選手が多いのもそのためです。
小さな積み重ねですが、
ロングディスタンスでは大きな差になります。
夢中になれる時間
とはいえ、
レースになると心拍計の警告音も聞こえないくらい夢中になることがあります。
目の前のコース。
応援してくれる人たち。
ゴールを目指す仲間。
その非日常の空間も、トライアスロンの大きな魅力です。
だからこそ、楽しみながらも冷静さを忘れない。
そのバランスが、良いレースにつながるのだと思います。
最後に
トライアスロンは、
速くバイクを走る競技ではありません。
スイムを終え、
バイクで脚を残し、
最後のランまで力を発揮する競技です。
機材ももちろん大切です。
でも、それ以上に大切なのは、
ペース配分。
ペダリング。
補給。
そして「ランの脚」を残すという考え方です。
POWER-KIDSでは、トライアスロン経験をもとに、ロードバイク選びからDHバーのセッティング、ポジション調整までお手伝いしています。
トライアスロンをもっと楽しみたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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