今から間に合う赤城ヒルクライム②登れるポジションになっていますか?
2026/08/28
いつもご覧いただきありがとうございます。
POWER-KIDSです。
9月27日の「まえばし赤城山ヒルクライム」まで、あと約1か月。
前回は、
「一番簡単な飛び道具は足元です」
ということで、タイヤ、チューブ、空気圧、そしてホイールについてお話ししました。
今回は機材から少し離れて、
「自分自身のポジション」
を考えてみたいと思います。
軽いバイクなのに、なぜ登れない?
ヒルクライムになると、
「あと500g軽くしたい。」
「もっと軽いホイールが欲しい。」
どうしても軽量化へ目が向きます。
もちろん、登りで軽さは武器です。
でも、その前に確認してほしいことがあります。
今のポジションで、自分の力をちゃんとペダルへ伝えられていますか?
どれだけ軽いバイクでも、
呼吸が苦しい。
腰が痛い。
股関節が詰まる。
肩に力が入る。
太ももの前側ばかり疲れる。
そんな状態では、持っている力を最後まで使い切れません。
ヒルクライムは「呼吸」が大切
登りでは当然、心拍数が上がります。
だからこそ私は、
しっかり呼吸できるポジション
を大切にしています。
エアロを意識するあまり上半身を低くし過ぎて、呼吸が苦しくなってしまっては本末転倒です。
赤城は計測距離18.6km、平均勾配6.6%。
ある程度の時間、一定以上の運動強度を維持することになります。
一瞬だけ大きなパワーを出すポジションではなく、
最後まで呼吸を続けながらペダルを回せるポジション。
これが大切です。
股関節を自由に動かせていますか?
もう一つ大切なのが股関節です。
ペダリングは膝だけでするものではありません。
臀部を含めた大きな筋肉を使い、股関節から脚を動かしていきます。
ところが、
サドルが高過ぎる。
低過ぎる。
前過ぎる。
後ろ過ぎる。
ハンドルとの距離が合っていない。
こうしたことによって股関節の動きを邪魔してしまう場合があります。
特に登りでは、平地より大きなトルクを長時間掛けることになります。
太ももの前側だけで踏み続けるポジションでは、最後まで脚がもちません。
サドルを前に出せば登りやすい?
登りになると、
「サドルを前へ出した方がいい。」
「いや、後ろに座って臀部を使った方がいい。」
いろいろな話があります。
でも、私は一律にどちらが正しいとは考えていません。
身体の柔軟性。
脚の長さ。
大腿骨の長さ。
普段のペダリング。
使用しているクランク。
そして、どんな登り方をするのか。
人によって違います。
だからポジションは、
何mmが正解というものではありません。
自分の身体が一番自然に動く位置を探すことが大切です。
シッティングだけで登らない
赤城のような長いヒルクライムでは、ずっと同じ姿勢で登り続ける必要もありません。
基本はシッティング。
でも時々ダンシングを入れる。
お尻を少し前後させる。
握る場所を変える。
上半身を伸ばす。
使う筋肉を少しずつ変える。
これは単に速く走るためだけではありません。
身体をリフレッシュさせるためのポジション変更でもあります。
ずっと同じ筋肉、同じ姿勢だけで18km以上登るより、身体を上手に使い分けた方が後半まで走りやすくなります。
上半身は「頑張らない」
登りが苦しくなると、ハンドルを思い切り引いてしまいます。
肩が上がる。
腕に力が入る。
歯を食いしばる。
そして呼吸まで浅くなる。
これでは余計なところでエネルギーを使います。
もちろん急勾配やダンシングでは上半身も使います。
でも基本的には、
肩の力を抜く。
肘にも少し余裕を持たせる。
胸を潰さない。
呼吸を続ける。
上半身をリラックスさせることも、ヒルクライムの大切な技術です。
平地で速いポジション=登れるポジションとは限りません
最近のロードバイクはエアロ性能が非常に高くなっています。
身体を低くして空気抵抗を減らすことは、もちろん速さにつながります。
でもヒルクライムでは速度が落ち、空気抵抗の影響も平地高速走行とは変わります。
その一方で、自分の体重とバイクを標高1,000m以上持ち上げなければならない。
だから、
「一番低いポジション」より「一番長く力を出せるポジション」
を私は優先したいと思っています。
今からポジションを変えても間に合う?
大会まで約1か月。
私は、まだ間に合うと思います。
ただし、
大会前日にサドルを10mm動かす。
これはおすすめしません。
今なら調整して、
走って、
身体の反応を確認して、
もう一度微調整する。
その時間があります。
だから、ポジションに違和感がある方は、本番直前まで我慢するのではなく、今のうちに見直してみてください。
POWER-KIDSのフィッティングで確認すること
POWER-KIDSでは、Body Geometry Fitを約3時間かけて行っています。
単に、
「サドルを○mm上げましょう。」
だけではありません。
身体の柔軟性や左右差を確認し、
サドル高。
サドル前後位置。
ハンドルまでの距離。
落差。
クリート位置。
そして実際のペダリング。
一つずつ確認していきます。
フィッティング用のマシンではミリ単位でポジションを動かせるので、
「あと5mm前ならどうなる?」
ということも実際にペダルを回しながら確認できます。
赤城を想定したポジションも考えてみる
ヒルクライムへ出場するなら、
「普段気持ちよく走れるポジション」
だけでなく、
「登り続けた時にどうなるか」
も確認したいところです。
呼吸はできているか。
股関節は動いているか。
臀部を使えているか。
腰に負担が集中していないか。
上半身に余計な力が入っていないか。
そして何より、
そのポジションで最後までペダルを回せそうか。
ここを一緒に探します。
私からひとこと
ヒルクライムになると、どうしても「軽量化」に目が行きます。
私も軽い機材は大好きです(笑)。
でも、
一番大きなエンジンは人間です。
そのエンジンが気持ちよく動けなければ、どれだけ軽いバイクでも性能を使い切れません。
タイヤを変える。
ホイールを変える。
それも立派なチューニングです。
でも、
自分と自転車の接点を見直す。
これもまた、大きなチューニングだと思います。
赤城山ヒルクライムまで、まだ約1か月あります。
「登ると腰が痛い。」
「太ももの前ばかり疲れる。」
「後半になると急に脚がなくなる。」
「呼吸が苦しくて上半身までガチガチになる。」
そんな方は、一度ポジションを見直してみませんか。
POWER-KIDSのBody Geometry Fitは約3時間・33,000円。
赤城のためだけではなく、その後もロードバイクを気持ちよく楽しむための3時間にしていただければと思います。
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住所 :
群馬県伊勢崎市連取元町287ー1
電話番号 : 0270-23-9080(お問い合わせ)
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