MTBは冬が最高です。 葉が落ちた山へ走りに行こう。
2026/10/19
いつもご覧いただきありがとうございます。
POWER-KIDSです。
ここまでMTBについて、
常設コース。
プロテクター。
バイクコントロール。
E-MTB。
そして自然のトレイル。
とお話ししてきました。
今回はこのシリーズの最後。
これから寒くなって、
「そろそろ自転車のシーズンも終わりかな。」
と思っている方へ。
私は逆だと思っています。
MTBは、冬が最高に楽しいんです。
葉が落ちると山がまったく変わります
夏のトレイルは草木が元気です。
場所によっては、
「道はどこ?」
というくらい(笑)。
木々には葉が茂り、視界も狭くなります。
ところが秋が深まり、冬になる。
草が枯れる。
木々の葉が落ちる。
すると、
同じ山とは思えないくらい視界が広がります。
夏には木の葉で見えなかった山。
谷。
遠くの景色。
青い空。
冷たい空気。
冬のトレイルには、冬にしか見られない景色があります。
少しくらい雪があっても面白い
もちろん積雪が深ければ話は別です。
でも薄っすら雪が残っている程度なら、それもMTBの面白さの一つ。
ザクッ。
ザクッ。
タイヤが雪を踏む。
土とはグリップが違う。
滑る。
だからスピードを落とす。
タイヤがどこまでグリップするのかを感じながら走る。
ちょっとした雪まで遊びに変わる。
これもMTBの面白いところです。
ただし凍結路面は別物です。
見た目では分からない凍結もあります。
橋。
日陰。
沢沿い。
朝一番。
「雪だから面白そう!」
だけで突っ込まず、路面を確認しながら走ってください。
昔はサスペンションまで凍りました(笑)
今はエアサスペンションが主流になりました。
でも昔は、今とは違う構造のオイルサスペンションもいろいろありました。
真冬の山へ走りに行った時のこと。
寒さの中を走っていたら、
サスペンションから、
グジュグジュグジュ……。
変な音がする(笑)。
寒さでオイルの動きが悪くなり、いつものサスペンションとはまったく違う感触になる。
今考えれば、
「そんな日に山へ行くなよ。」
という話かもしれませんが(笑)、当時はそんなことも含めて楽しんでいました。
自転車の機材も本当に進化しました。
ブレーキが凍ったこともありました
もう一つ、冬になると思い出す話があります。
当時、恒例にしていた某峠でのMTBライド。
みんなで山へ入り、途中で後続を待っていました。
その中の一人が、
ブレーキレバーを握ったまま待っていた。
寒い。
ものすごく寒い。
しばらくして出発しようとしたら、
フロントブレーキが戻らない。
ピストンが出た状態のまま動かなくなってしまった。
どうにもならない。
結局どうしたか。
フロントキャリパーを外して降りてきました。
今なら絶対おすすめしません(笑)。
フロントブレーキなしで山を下るなんて危険です。
当時だから笑い話になっていますが、
冬の山では、
普段起きないことが起きる。
これを覚えておいてください。
今のMTBでも冬対策は必要です
機材は進化しました。
でも冬だから何も考えなくていいわけではありません。
タイヤ。
空気圧。
ブレーキ。
サスペンション。
バッテリー。
ウェア。
グローブ。
シューズ。
そして身体。
気温が低くなると条件は変わります。
特にE-MTBなら、低温ではバッテリー性能にも影響があります。
山へ入る前に残量を確認する。
いつも以上に余裕を持つ。
帰ってきたら泥や水分を落として、自転車の状態を確認する。
冬は楽しい。でも、冬には冬の準備があります。
そして一人で知らない山へ入らない
冬の山は景色が素晴らしい。
だから、
「自分も山へ行ってみよう。」
と思っていただけたらうれしい。
でも、そこでGoogleマップだけを見て、
知らない山へ一人で入るのはおすすめしません。
道があるから走っていいとは限りません。
私有地もあります。
自転車走行禁止の場所もあります。
林業で使っている道もあります。
そして冬は日が短い。
道を間違えれば、あっという間に暗くなります。
そこで初めてMTBトレイルを走る方におすすめしたいのが、
プロのガイドツアーです。
みなかみ町にはMTB JAPANがあります
群馬県みなかみ町には、
があります。
1996年からみなかみを拠点にMTBツアーを開催しているガイドツアーです。
ネイサン・ベネットさんを中心に、経験豊富なスタッフが案内してくれます。
現在はSpecialized LEVO SLを使ったE-bikeガイドツアーも行われています。
普通の自転車に乗れる方であれば参加でき、経験に応じてコースを案内してもらえるのも魅力です。
自分で知らない山を探して入るのではなく、
その土地を知っている人に案内してもらう。
最初はこれが一番安心です。
神流町にはダイナソートレイル
もう一つ、群馬県内で紹介したいのが神流町。
ダイナソートレイル MTBトレイルライドツアーがあります。
神流町といえば恐竜。
山深い地域で、MTBとの相性も非常にいい場所です。
2026年度もMTBトレイルライドツアーが案内されています。
私も以前から、
こういう地域の自然とMTBを組み合わせた遊び方が、もっと群馬に増えたら面白い
と思っています。
MTBを持っていても、
「どこを走ればいいのか分からない。」
という方は意外と多い。
それなら最初は、
走っていい場所を知っている人と走る。
これが一番です。
ガイドと走ると「道」以外も教えてもらえる
ガイドツアーの良さは、道案内だけではありません。
どこでブレーキを掛けるか。
どこを見るか。
身体をどう動かすか。
この先は難しいから注意。
ここは降りた方がいい。
そんなことも教えてもらえます。
そして何より、
その土地のルールを知っています。
MTBを長く楽しむためには、これはとても大切なことです。
冬こそMTBを始めてみませんか?
ロードバイクなら、
「寒いなあ。」
となる冬の朝。
MTBなら、
「山へ行こうか。」
となる(笑)。
スピードがロードほど高くないので、身体の感じ方も違います。
山へ入れば風の影響も違う。
落ち葉を踏む音。
タイヤが土をつかむ感触。
葉が落ちた木々の向こうに見える景色。
そして時々、薄っすら雪。
これは冬にしか味わえません。
私からひとこと
昔は真冬になると、
仲間と某峠へMTBを持って行くのが恒例でした。
サスペンションが、
グジュグジュ……。
ブレーキが凍って戻らない。
今考えると、
よく遊んでいたなあと思います(笑)。
でも、その頃の冬の山の景色は今でも覚えています。
葉が全部落ちて、
遠くまで見える。
冷たい空気の中を、
タイヤで落ち葉を踏みながら走る。
少し雪があれば、それも楽しい。
MTBは夏だけのスポーツではありません。
むしろ私は、
冬こそMTBの一番面白い季節の一つだと思っています。
ただし昔のような無茶はしない(笑)。
今は良いMTBがあります。
良いプロテクターがあります。
E-MTBもあります。
そして、
山を知り尽くしたプロのガイドもいます。
みなかみのMTB JAPAN。
神流町のダイナソートレイル。
最初はそんなツアーへ参加してみるのもいいと思います。
走っていい場所で、
しっかり装備して、
自分の技量に合わせて走る。
そして無事に帰ってくる。
冬になったから自転車をしまうのではなく、
冬になったら、ロードからMTBへ。
葉が落ちた群馬の山。
最高ですよ。
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