③スタッフ豊田がPRECISION FITを受けました!
2019.01.19 Sat
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皆さんこんにちは。
Power-kids伊勢崎店スタッフ 豊田です。
今回もPROJECT ONEの続きですが、
前回までに【①ベース部分を決め】、【②デザインを決めました】。
今回は③フィッティングについてですね。
TREKはPRECISION FITというシステムでフィッティングを行います。
私自身も他社のフィッティングを受けたことがあるので、
フィッティングの基本的な流れと注目点をご紹介します。
①現状車体再現
まずは今乗っている車体から主要寸法(サドル高さ、前後等)を測定し、
今どんな状態かを調べます。
それをマシンに落とし込みます。
フィッティングを受ける際は事前にお持ち込み頂くと、
来店した際にこの作業は完了してますのでお待たせいたしませんよ!
②身体測定
ここからはジャージに着替えて、まずは問診から。
普段どんな感じで乗っているのか、現在の不満点は?悩みは?体の故障歴は?
フィッターと話しながら一緒に体の状態を振り返ります。
身体測定では所見に加えてサドル幅に関わる骨盤の幅や、
(標準すぎてネタとしてはつまらない骨盤です。)
シューズの形状・サイズに関わる足型まで測定します。
「●●沼」と評されるほど彷徨う部位ですので、これは嬉しいです。
ここからがPRECISION FITです。
レーザーを当てて体の左右差、癖、歪みをチェックします。
整体解剖学も取り入れて行うPRECISION FITならではです。
更に、
関節の柔軟性だけでなく、筋肉の柔軟性まで見ています。
ライダーの「今」をここまで見ているのでより体に負荷の少ないセッティングが可能になります。
そして体の要点にマーキングシール。
(Z●Z●スーツではありませんが、)
これで体の動きを、要点の位置をきちんと判断できます。
ここからはマシン上です。
③フィッティング開始
まずはいつも通りまわして現状確認です。
普段は気が付きにくい体の癖や、体の重心位置、左右での違いも
フィッターが確認してくれたり、鏡で実際に見れますよ。
ベースとなるサドル高さ、サドル前後位置もしっかり確認します。
ここでもPRECISION FITならではがあります。
先程測定した関節、筋肉の柔軟性が重要になります。
同じ股下、膝位置でも筋肉量や柔軟性によりサドル高さを調整します。
柔軟性も年齢や怪我によって変わってきますので、
そこも加味した解剖学的アプローチでフィッティングをします。
こんな感じで落差、ハンドルまでの距離等を一つ一つ確認していきます。
その間もパワーやペダル効率を見ていますので、
客観的に良し悪しが分かります。
勿論、気になっている所・クランク長を変えたい、ステムを低く(or長く)したい!
というのもここで実際に再現し、どうなるかを確認できますよ。
また体の特徴も分かってきます。
私の場合、先のレーダーや乗車姿勢から両膝共に歪み有り、
右足先は外に開くと分かりました。
これを加味したクリート位置や中敷き調整が必要ですね。
また腹筋が絶望的に弱いので鍛えなさいとのこと。
(腹筋頑張ります。。。。。)
そして全ての箇所で理想値でのテストが終わると、
この数値を現車体にフィードバックします。
(今回はこの数値を基にProject Oneを発注しました。)
こんな流れがPRECISION FITですが、
ポイントは今の体を主軸に考えている点です。
・高数値が一瞬でも出れば多少無理してもいい、
・慣れていないからキツイ
を是とせずに、
より体に負担が少なく、良いパフォーマンスを長く維持出来る様になる
= 速くなる
と考えています。
私自身、以前より楽に・平均速度が速くなり、
車体と体のバランスが安定したので両手離しが余裕になりました。
(恥ずかしながら以前は出来て数秒程度でした。)
レースに出る・出ないは関係なく、
楽に走りたい、沼から抜け出したい、
自分の走りを確認したい!も有りです。
一度試してみると、世界が変わりますよ?
【ProjectOneキャンペーンも2/28まで】行っていますので
不明な点、気になる方はお気軽にスタッフまで♪