MADONE6SSLのボトムブラケット
2012.02.02 Thu
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みなさん、
こんにちは(*゚▽゚)ノ
サイトウです!
この画像を見て下さい!!!!
これは
MADONE6SSLのボトムブラケット
(クランクが付いているところ)のフレームです。
トレックのカーボンフレームは、
37名のカーボンエンジニア、
11名の複合材料スペシャリスト、
9名の航空宇宙産業スペシャリストらによって開発されてます。
この理由は、カーボン開発、技術、ノウハウにおいて
この航空宇宙産業以外に最先端のレベルを持つ業界が存在しないからです。
他の自転車メーカーがカーボンフレームを委託生産している中、
トレックOCLV700・600シリーズは研究、技術開発、生産まで一貫して、
アメリカ、ウィスコンシン州ウォータールーにある本社にてすべて行っています。
そして、そのウィスコンシン州で生まれたのがOCLVカーボン。
軽量かつ強度のあるカーボンフレームを作るために、
カーボン内の空気含有率を1%未満に抑えたのがOCLVカーボン。
そしてこちらの画像で注目して頂きたいのは、
カーボンラグ接合部(段々になっているジョイント部分)!!!
こちらは、TREKオリジナルカーボン製造方法である
OCLVカーボンだからこそなせるステップジョイント技術なのです!!!
ステップジョイント技術というのは簡単にいうと、
余分なカーボンを使わずにフレームを繋げられる技術です( ̄▽ ̄)!!
接合部分はくっつけるときにしっかり接合するために、
どうしてもカーボンの量を増やしてします。
そうすると、そこだけフレームが厚くなってしまいフレームの重さが増えてしまいます。
また、余分なカーボンが多いために踏み出しが悪くなったりと色々な弊害を生んでしまいます。
しかーし!!!
TREKのステップジョイント技術では
カーボンラグ接合部は厚みを増すことなく、
余分なカーボンを使わずに、しっかりくっつけることができますので、
これによりフレームの軽量化を、
チューブ全体の厚みを均一にすることで
踏み出しの軽さを作り出すことができるのです!!!!
この技術、実は…
航空産業に逆輸入されるほどの非常に高度なものなのです(^o^)/
TREKのカーボンバイクが高品質なのは、
このような技術やノウハウがあるからです!!!
この、MADONE6SSLのボトムブラケットは
実際にお客様に触れて頂ける場所にありますので
ご来店時に手にとってご覧頂ければと思います☆