2013 ALL NEW MADONE フレームの秘密編
2012.07.19 Thu
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今週からまた夏の暑さが戻ってくると予報されておりますが
みなさま夏バテなどされてませんか?POWERKIDS伊勢崎店です。
上の動画はもうご覧になられましたか?
ご存じの方も大分いらっしゃると思いますが、
2013年はTREKのカーボンロードバイクMADONEにとって大きな変革の年になるでしょう!
7月吉日 TREK JAPANの方よりスタッフ向けに2013年 Madone6の
レクチャー&試乗がPOWERKIDS伊勢崎店にてありました。
2013年のTREK NEW MADONEのテーマは
Gain Everything & Give up nothing
(すべてを満たすバイクを開発する しかも一切妥協することなく)
一見するととても欲張りなテーマですが、2013年度のNEW MADONEは
まさにこのテーマを体現していると行っても過言ではない仕上がりです!
既に完成されたと思われていたMADONEが
今回エアロダイナミクスもその手にすることでさらに進化することを可能にしました!
2013 ALL NEW MADONE!!!
今回のNEW MADONE最大の特徴はなんと行っても
スピードコンセプトで実証されているカムテールチューブ(KVF Kammtail Virtual Foil)を
採用したエアロダイナミクスボディでしょう!
KVF Kammtail Virtual Foil とは
トレックスピードコンセプトにも採用されている翼型の後部をスパッと切り取った形状の事
真正面方向だけでなく、横方向からの風に対しても非常に優れた空力性能を表す形状で
自動車業界ではかなり歴史のある形状で現代でも燃費に優れるハイブリット車の後部デザインでご覧になった方が多いはずです。
フレームの各チューブを下図のようにKVF形状にすることでフルエアロロードバイクに匹敵する
空力性能を実現しています。
パワーメーターを取り付けてトレーニングされている方は少ないと思うのですが、
エアロ形状を身にまとったNEW MADONEは時速40Kmで走行した場合25Wものパワーを削減されることが実証されています。
(横風10℃のテストにおいて)
ワット表記でピンとこない方も1時間の走行タイムが2分縮まるという表現ではグッとくるかもしれません。
これらKVFの優れた空力特性を実現しながら軽さや、機能性、乗り心地といった
他の要素はまったく犠牲せず、むしろさらに向上しているところが驚きですね!
少し長くなりましたので、今回はこの辺で!
次回は新しくなったマドンのブレーキについてお伝えします!