105?Tiagra?
2018.05.28 Mon
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こんにちは、高崎店ふくだです。
初めての一台目を選ぶときに、みなさまよく迷うのが、
Tiagra(ティアグラ)か105(イチマルゴ)かっていう話ですね。
はい、105とかTiagraっていうのは部品のグレード、等級ですね。
一番良いのが、Dura Ace。
順番にアルテグラ、105、Tiagra、Sora、Clarisとなっていきます。
つまり、105、ティアグラっていうのは、ちょうど真ん中らへんのグレードになるわけでして、
「高いのは困るけど、かと言って安過ぎるのもちょっとなぁ」
という初めての一台の人に一番人気のパーツなわけです。
非常にざっくりとした値段感覚ですが、税込で
アルミフレーム+105=15万~20万円くらい。
アルミフレーム+Tiagra=13万~16万円くらい。
カーボンフレーム+105=22万~27万円くらい。
っていうのが2018年5月現在のメジャーメーカーのロードバイクのお値段相場じゃないでしょうか。
ちょうど、初心者の人の場合、10万円台で欲しいっていう人が多いですから、
アルミ+105かTiagraっていう選択肢が一番人気になるわけです。
Tiagraだと安い分何が悪いのかということをよく聞かれるのですが、
割と答えるのに困る質問だったりします。
よく「Tiagraは安っぽいから105が良いよ」と知人に勧めました、という人も多いですが、
DuraAceを使っている人にとってはUltegraでさえ動きが悪いから使いたくないと感じます。
一度上のグレード使い慣れてしまうと、下のグレードって使いにくく感じます。
ただ、その理屈で上のグレードを目指していくとキリがありません。
いえ、正確にはDuraAceというキリがありますが、
現実的なお値段ではないです。
やはり105くらいまでが実際に流通している台数としても多いですし、
流通量が多い=お値段もリーズナブルになりやすい、
そんなわけで105っていうのは初めての一台として人気があるわけですね。
アルテグラはアルミフレームでも20万円を優に越えてしまいますからね。
105がTiagraよりも人気がある一番の理由は、
後々、改造していく時にDuraAceやアルテグラと互換性があるということです。
「互換性って何?」
っていう人も多いでしょう。
互換性がある部品は使えるんです。DuraAceの変速レバーで105のディレイラー(変速機)を動かせるということです。
105の車体で、どこかだけアルテグラの部品を入れるっていうことが出来るわけです。
ティアグラは残念ながら互換性がないので、
もしも、アルテグラに進化させたいとなると、すべての部品を交換しないといけません。
長く使おうと思うと、部品交換はいずれ必ず必要になります。
その時に互換性があると、修理ついでにちょっとだけアップグレードっていうのが出来るわけですね。
まあ、最終的にはお財布の都合になります。
Tiagraにすると余ったお金でiPadが買えます。
これをどう捉えるかという問題ですね。
iPad便利ですからね。
DAZNをインストールすれば、ジロデイタリアも見れますからね。
私はAmazonのFire TVでDAZNしてます。ジロが終わったので、そろそろ解約しようかなと思いつつ。
iPadも良いですけど、105も良いです。悩みどころですね。
高崎店では105試乗車も用意しています。
ぜひ、乗ってみて下さい。
はい、そんな感じの高崎店でした。