ロードバイクって水洗いして良いの?
2019.02.25 Mon
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こんにちは高崎店ふくだです。
近頃暖かくなって参りまして春になりつつありますね。
この時期になると新車を買いたいという方も増えてきます。
ありがたいことです。
でも、自転車って一括で買うには少々お高いですよね。
POWER-KIDS高崎店では3/17までCANNONDALE(キャノンデール)の車体が、
分割金利手数料ゼロ円のキャンペーンをしています。
憧れのあのロードバイクも、初めてのクロスバイク、ぜひ、分割払いをご利用下さい。
「ロードバイクって水洗いして良いの? 錆びちゃうんですか?」
というご質問を時々頂きますので、今日はそのお話を。
一番は、上の写真のような専用の洗剤を使うのがオススメです。
専用品はいろいろ考えて作られているので安心です。
ちなみに上の写真のものはWako’sのFOAMING MULTI CLEANER(フォーミングマルチクリーナー)税込1,080円です。
泡になってくれる洗剤で、このクリーナーをぶしゅーっと吹き付けて、あとはふき取りだけでOKです。
フレームでも何にでも使える便利で万能なクリーナーです。
チェーンクリーナーの洗い流しなんかにも使えます。
「自転車ってアルミやカーボンなのに錆びるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、中のパーツが錆びます。
こちらの2枚の写真は修理中の自転車のものですね。
錆びてしまって、赤茶色になっている粘土のようになってしまっていますね。
右側の写真のベアリングは新品に交換が必要です。
左側の写真のフォークコラムについてはふき取って掃除します。
フォーク自体は錆びないのですが、ベアリングのサビでダメージが入ります。
フォークやフレーム本体がダメになってしまうと、まるごと新車にするしかなくなってしまいます。
サビは怖いです。
「フォークってどこ?」
という人もいるかもしれませんので、一応、ここですね。赤線で囲っている部分の内側です。
坂を上ったりしていると、汗がポタポタとハンドル周辺に垂れますよね。
あれが中に入って行ってしまうんですね。
基本的には真水はそこまで錆びません。
汗の方が塩が含まれているので錆びます。
スポーツドリンクの飲みこぼしなんかもナトリウムやら砂糖やらが入っているので、さびやすいですね。
ですので、汗、スポーツドリンクがこぼれた時は水で洗ってしまう方がベターです。
ただ、汗、スポーツドリンクよりは水の方が良いとは言っても、水も残っているとサビる原因になります。
やはり一番は専用の洗剤ですね。
また、さびやすい箇所、汗が入りやすい箇所にはグリスを塗って防御してやるというのも手です。
「よくボルトをサビさせちゃうんだよね」
という方はしっかりグリスぬりぬりしておくと良いですね。
ただし、チェーンオイルのようにさらさらのものをベアリング周辺に使うと、
ベアリング周りに元々入っているグリスが流れてしまったりするので、注意が必要です。
回転部分にはベアリングが入っていて、それを保護するためにグリスが入っていますので、そういう箇所は要注意です。
「どの辺にどんなグリスを塗れば良いんですか?」
という質問については、お店で直接聞いて頂ければお教えします。
基本的には防水が目的なので特別こだわらなくても大丈夫です。
「パーツクリーナーで洗っちゃダメなんですか?」
という質問もありますが、パーツクリーナーはチェーン掃除など油汚れを落としたいときには良いですが、
汗やスポーツドリンクは油汚れじゃないのであまり適していません。
そういえば昨日はMTBプチツアーでした。
ご参加頂いた皆様ありがとう御座いました。
MTBなんかは泥汚れが激しいことも多いので、じゃぶじゃぶと水洗いしてしまって下さい。
ホースが無くても、バケツとブラシがあれば洗い流せますので、
じゃぶじゃぶ洗ってあげて下さい。
ロードと比較すると、汚れや水が中に入りにくい、強い構造になっています。
ロードバイクについては、まるごと全て水洗いすると、水が入ってしまうこともありますので、
汚れた箇所を適宜洗うという感じでした方が無難です。
ただし、汗やスポーツドリンクなどが付着した場合はごしごし、じゃぶじゃぶやって下さいませ。
お掃除の仕方で自転車の寿命って随分と変わります。
お掃除のメンテナンスなど分からないことがあれば、ぜひ、土曜日のメンテナンス講習会を受けて下さい。
当店で自転車を購入して下さっている方は参加費無料です。
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みなさまのご来店お待ちしています。