みなさま、こんにちは。

先日テレビを見ていたら自転車ベルメーカー、東京ベルが特集されていました！

欧米で人気のコンパクトなベルを作ったり、世界初桜の木で作った木ベルを作ったり、サイレンサー付きのベアベルを作ったりと、日本が世界に誇る企業の一つに驚きを隠せず気づいたら真剣に見てしまいました。

パワーピラミッド？？？

なんとも不思議な力を与えてくれそうな単語ですが、この「パワーピラミッド」こそシナプスカーボンの大きな特徴なんです！

フレームの中で脚に一番近い部分にポッカリと穴が空いています…。

向こう側の手が見えますよね？

この構造こそ「パワーピラミッド」なんです！

この構造を簡単にご説明すると、直立をしている状態か、足を広げている状態かです！

直立した状態だと足を閉じて立っています。そうすると、前後左右から押されるとフラつきますよね？しかし、足を広げた状態で押されてもしっかりと立っていられます。

その状態をロードバイクで再現するとシナプスカーボンの「パワーピラミッド」になるわけです。

じゃあ穴がなんで空いているかというと重量増を防ぐためです。いくらカーボンが軽いといっても、「1gでも軽くしたいスポーツバイク業界」は必要のない部分は削ってしまうんです。削るといって穴を空けてしまうのが流石キャノンデール！

そうすることで無駄な重量を増やさずにパワーロスを防ぎ、踏み出しを軽く出来る「パワーピラミッド」が出来上がったのです。

元々の、シナプスの使用用途は、「荒れた石畳の道を負担なく速く走る」という日本では考えられない道のために作られました。

荒れた石畳は悪路ですから、その上を走るには乗り心地良くしないといけません。なので、シナプスは乗り心地はバツグンに良く出来ています！

乗り心地の秘密は、なんといってもパイプをわざと捻った作りにしているということです。

通常のカーボンでもアルミバイクに比べれば乗り心地はとても良く出来ていますが、シナプスカーボンではパイプを捻ることで路面からの振動を通常のカーボンバイクよりもフレームがいなしてくれますので、乗っていても振動から来る痛みや疲れを軽減してくれます。

また、シートクランプ部分の筒型を廃止することでシートポストもしなりやすく、ここでも乗り心地を良くしています。