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SHIMANOのミドルグレードRS500とRS700。それからDuraC40クリンチャーの話。

2018.09.04 Tue

こんにちは、高崎店ふくだです。

 

ロードバイクに乗ってしばらくすると、一緒に走っている仲間から、

「完成車のホイールは鉄下駄だよ、変えた方が良いよ」

「え?! 鉄下駄?! どういうことですか?」

「最初は一番安い、重いホイールが入っているんだよ。それを鉄下駄って呼ぶんだよ」

そんな会話が出てきたりするものです。

 

実際のところ、鉄下駄と言っても、重くて前に進まないとかいうことはないんですけどね。

それでも、ホイールってしばらく使っているとメンテナンスが必要になるのですが、

「鉄下駄と聞いてしまうと、メンテナンス費用をかけるならちょっと良い新品を買っても良いかな」

って思う人も多いわけです。

 

ちなみに、ホイールのメンテナンスとは、具体的に言えば、

・振れ取り・・・ホイールを回すと左右にうねうねしてしまっている状態を修正する

・ハブのグリスアップ・・・ホイールの回転部分を分解して中に入っているベアリング部分を掃除して、新しいグリスを入れる

と言った作業って、いくらか工賃が掛かるんです。

 

そう、ネット通販と違って、町の自転車屋さんはそういう修理を頑張っているのです。

 

 

はい、前置きが長くなりましたが。

そんなわけで、初めてのホイール交換で人気があるのが、シマノのミドルグレードホイールです。

5~10万円くらいのお値段で性能も程よい素敵なホイールはないかな、と。

10万円くらいとなるとMAVIC、カンパ、フルクラムなど他のメーカーも多くなるのですが、

10万円以内のほどよいホイールとなるとシマノですね。

 

WH-RS500 ¥51,364+税 前後重量1649g

WH-RS700-C30-TL ¥87,662+税 前後重量1540g

 

10万円以内という絶妙な価格帯。

重量についても完成車に最初に付属しているホイールが2kgを越えるものがほとんどですから、

実に缶ジュース一本近く軽くなります。

初めてのホイールアップグレードにはピッタリですね。

 

まWH-RS500は以前までは『アルテグラホイール』と呼ばれていたグレードですね。

6800アルテグラまでは大きくULTEGRAってロゴが入っていました。

リム形状をよく見ると分かりますが、6800アルテグラホイールによく似ています。

スポークのところだけボコっとなって、それ以外の部分がスマートになっている形状ですね。

細かいところは変わっているのかもしれませんが。

(余談ですがこのWH-RS500昔の鉄下駄WH-R500と名前がややこしいのです。Sが抜けているかどうかっていうだけで随分な違いになってしまいます)

 

困ったときのアルテグラ。

105じゃ少し物足りないような気もするし、Dura Aceはお財布に優しくない。

とにかく困ったらアルテグラです。

5万円ちょいで完成車からのアップグレードをしたいっていう人にはオススメです。

 

そうは言っても、1650gはちょっと重い。

そんな人はもう少し頑張ってRS700ですね。

¥87,662+税ですので、RS500よりも3,6000円ほどアップですが、重量は1550g

このくらいの重量になってくると、ハイクラスホイールなんか重量にかなり近くなってきます。

 

アルミのハイクラスのホイールは軽いものだと1400g程度。

1500gはまあまあ。

1550gとなると、ハイクラスとしては少々重いけれど、まあ、ハイクラスホイールと呼んでも良いかなと言ったところでしょう。

 

1400gとなると、もう少し予算が必要になりますね。

 

ただ、ホイールとはひとえに重量だけでは語れないもので御座います。

 

WH-R9100-C40-CL 世に言う9100デュラエースC40クリンチャーですね。

¥209,594+税。

前後重量1508g。

 

ちなみに、こちら、レンタルで試乗も出来ます。

 

はい、このホイール20万円以上するのに1500gを越えてしまうんです。

「え、それってイマイチじゃないですか?」

はい、そんな声も聞こえてきそう、というかよく店頭でそういう風に言われるのですが。

個人的に現行のシマノのホイールを買うなら、これが一番使い勝手が良さそうで欲しいホイールかもしれません。

 

ポイントはリムハイトです。

C40という名前なのですが、35mmハイトで御座います。紛らわしい名前です。

35mmハイトと言うと、

「軽いわけでもなく、エアロ効果の恩恵があるわけでもなく、中途半端!」

という声も上がるところですが。

ロードバイクとは様々なシチュエーションを走るものです。

 

そして、ディープリムに関して、エアロ効果のことだけをよく言われるのですが、

この35mmくらいの高さの場合、エアロ効果の恩恵もいくらかありますが、

リムハイトの低いホイールによくあるリムがねじれてしまう感じ、

剛性の低さっていうのを解決してくれるというメリットが大きいと思います。

スポークが短くなって、リム自体も太くなるのでリムの剛性面では明確に有利です。

 

トルクをかけた時に力が逃げない=坂や発進時にグイっと進む

つまり、踏み味の軽いホイールになるというわけです。

 

ヒルクライムレースで速い人がフルカーボンのディープリムを使っていたりするのはこの辺の理由なんですね。

フルカーボンのディープリムって重量だけ見ると軽いアルミリムホイールと大差ないのですが、

剛性があって踏んだ時にガツッと力が掛かってくれるんです。

掛かりが良いんです。

あまり極端なディープリムだと重くなるので困りますけどね。

 

ディープリムならすべて剛性が高くなるかと言いますと、

写真のBontragerのアルミリムにカーボンをかぶせてスポークを隠すだけのタイプのもの、MAVICなど各メーカー作っていますが、

このタイプはカーボンはただの風除けのカバー、構造的な強度は特にないです。

スポークの長さ自体も変わっていませんので剛性は関係ないです。

このタイプは純粋にエアロ効果を狙うホイールです。

 

C40クリンチャーについては、スポークが短くなる構造、剛性が高くなる構造になっています。

 

昨今はフルカーボンクリンチャーもどんどん増えていますが、

シマノは、クリンチャーならブレーキ面とタイヤを保持する部分はアルミの方が最適という考えなんですね。

(Shimanoの技術でカーボンクリンチャーのリムが作れないっていう事はないでしょうから意図的でしょう)

最近のフルカーボンはブレーキもかなり良くなりましたし、価格も下がってきているので、

「20万円出すならフルカーボンかなー」

という人も多いですが。

それでも、純粋な使いやすさの話だけすればアルミリムって便利です。

 

C40クリンチャーは数字だけ見ると、値段も重量もリムハイトも実に何とも言えないホイールなのですが、

冷静に考えていく、「これって実はかなり使い勝手の良いホイールなんじゃないか?」ってなりますね。

 

20万円となるとフルカーボンのBontrager Aeolous PROなんかが人気になりやすいんですけどね。

¥184,000+税 1506g 35ミリハイト

 

ええ、最近は本当、フルカーボンホイールも安くなりました。

やっぱり、カーボンって軽くて強い素材なので、リムハイトも作りやすいので剛性が出ますし、ヒルクライムなんかするならフルカーボンって圧倒的に良いですよね。

 

でも、アルミと同じリムハイト、重量となると使い勝手の良いアルミを選ぶのも良いですよね。

20万円を超える1500gオーバーのアルミリム

C40は数字特に金額と重量だけを並べるとイマイチですがシマノが誇るデュラエースですからね。

考え抜かれて作られた結果ですからね。

やはり使い勝手は良いと思います。

まあ、最近はフルカーボンもブレーキも普通に効くし、特別困るようなこともないんですけどね。

 

デュラエースC40クリンチャー。

一週間の有料レンタルもありますし、少し近所を走って試してみたいというだけなら無料で試乗もOKです。

ぜひご自身の脚でチェックしてみて下さい。

 


 

はい、メインはミドルグレードのWH-RS500とRS700の話のつもりでしたが、

台風で暇だったのでデュラエースC40クリンチャー(WH-R9100-C40-CL)の話が長くなってしまいました。

 

POWER-KIDS高崎店では各種ホイールを扱っています。

SHIMANO、MAVIC、カンパニョーロ、フルクラム、Bontrager、DT SWISSなどなど。

店頭に展示していないものでも取り扱い出来ますので、お気軽にお問合せ下さい。

 

そんな感じの高崎店でした。


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